「プレパラート」展について


顕微鏡。

小学校の頃に、とっても憧れた道具です。

 顕微鏡を覗き込むだけで、肉眼で見ることのできない微生物やらデンプンやら、自分の口のなかにある食べかすなんかを拡大して見れるなんて、万華鏡を覗き込む気分でした。 接眼レンズから見えるミクロの世界に、身近でありながら手を触れることができない世界が広がっていました。感動したことを覚えています。
顕微鏡って光を上手く取り入れるのが難しいんですよね。

何故「プレパラート」なのか

 今回、入間の築80年の蔵で2人展をやることになり、いろいろと考えました。両名の作品はシンプルな手法や素材を使い、見慣れた世界の中にある揺らぎや姿勢を拡大して、観察可能な形で提示しています。いわば作品は顕微鏡にセットされた「プレパラート」と考えました。
また、もう一つの意味合いとして、来年にかけて2人展を幾つか計画しており、その前哨としての位置づけもあります。そこを「プレ」にかけています。

展示と観察方法に関して

プレパラートなので鑑賞ではなく観察としています

 展示会場では最小限の照明しか使いません。(3階へ通じる階段だけ照明があります)展示を見ることができるのは夕方6時ぐらいまでと考えてください。また、土日以外は作者が不在ですので、作品に関する説明を聞くことはできません。もし、土日以外に来場する方は事前にメールで連絡を頂けるとありがたいです。
 3階の展示スペースの定員は1人です。1人が観察を行っている時は次の人は展示スペースに入ることはできません。階段を上り展示スペースに入ってください。展示スペースには椅子が一つ置いてありますので自由にくつろいで下さい。どんな観察の方法をされても自由です。(但し破壊行為はやめてください)
 自分が満足できる観察をしたと考えれば2階の待合室まで戻ってきてください。時間に制限はありません。

 次に、展示の期間は2週間です。といっても平日は作者不在なので直接話を聞くことはできません。前半は田村による「sin+1/f」が展示されています。後半は岡田による「please sit down」が展示されます。そして、10月7日は一日だけ両名の作品が同時に展示されます。場所が入間と遠い為なかなか難しいと思いますが、10月6日〜8日の3日連続で訪れると受ける印象の変化を観察することができると思います。

看板用A3
解説書

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